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山田としお メールマガジン035号
山田としお日記 No.062 北の国から(4)

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    ***山田としお メールマガジン No.035***   
   
                  2007年4月17日発行

         山田としお公式ホームページ
       (http://www.yamada-toshio.jp/)

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     山田としお日記 No.062 北の国から(4) 

       ―4月2日〜3日 道南・後志―

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 先週に続いて北海道のJAを訪ねるべく、函館に泊まりました。ホ
テルにスイミング
スクールが併設されていたので、2日間かけて、3
度、計3000メートルを泳ぎました。体がすっかり軽くなり快調です。

 JA新はこだては、広域合併して6年目、13JAが合併し、当時の市町
村数も19だったといいます。全体のまとまりの確保に相当の努力が
あったらしいです。今、ようやく安定してきているそうです。販売
高260億円で、野菜を中心に年中作物生産があるというから、今後、
まだまだ力が発揮できるJAです。スプレーカーネーションの出荷で
日本一、ニラやネギ、地熱発電を利用したキュウリ・トマトの栽培、
「森の都」ブランドのカボチャ、酪農、「北の白虎米」と多彩です。

 ご案内いただいたJA新はこだての小西専務は、ニラ部会の代表で
すが、稲作を転換して70戸で7億円の販売を誇っています。全国の主
産地を見学し、若い生産者と一緒に系統外に販売している産地を訪
ね、終ってからどちらが良いのかを徹底して議論し、選択させ、今
の産地を築いたそうです。

 函館市から七飯町に向かって赤松並木の街道がずっと続いていま
した。暖かいこともありますが、北前船の藩政時代からの函館の歴
史を物語るものです。JA新はこだての基幹支店を廻りましたが、徳
川尾張藩の入植、会津若松からの武士の入植等、それぞれ古い歴史
を持っているのも函館らしい。

 函館市内のJA函館市亀田で職員のみなさんがそろった会議室で
挨拶させていただいた。窓からは市街地の向こう側に海が見えまし
た。

 JAきたひやまは、今回の市町村合併で人口1万2000人となったせた
な町ですが、ここでも産婦人科医はいなくなり、40分から1時間かけ
て隣町まで行く必要があり、冬は大変なので、広規格道路の開通が
急がれるといいます。問題はどこでも同じです。

 JA今金町では、細川組合長から、何としても地域に残っている担
い手が元気になる政策、隣りの家の電気が消えたりしない政策が必
要と訴えられました。

 翌日は、洞爺湖からほど近い北海道糖業道南製糖所を訪ねました。
道すがら見た昭和新山は大きくて異様です。あれだけのものが突然
出現したら恐ろしい。有珠山の爆発も大変でしたでしょう。周囲の
自然の美しさと引き換えに、地球は生きていると実感しました。

 糖業は、てんさいの生産とともにあり、生産者・事業者一体とな
って、WTOやFTAに敗けない仕組みを維持し、改善していく必
要があると、所長さんと(意見が)一致しました。

 JA伊達市は、宮城仙台藩の入植がはじまりだそうです。私のリー
フレットやポスターを芸術的に飾って歓迎していただきました。も
ったいないので、はがさないで、夏までこのままにしておいてもら
いたいとお願いしました。

 JAとうや湖は、羊蹄山と洞爺湖の両方を眺めることのできる高原
にあります。これまで訪ねた750のJAのなかでも指折りの景観です。
4月に入っているのに、全て真白に雪が積もっています。石川組合長
からは、ここまで来てくれた候補予定者はいない。必ず応援する、
との激励をいただきました。

 JAようていは、食用ばれいしょ、野菜、酪農等、200億円を超える
販売高を持っている。スキーで海外にも名の知れたニセコも管内で、
美しい羊蹄山を取り囲む基幹支所を訪ねました。雪は4月中旬になら
ないと消えないそうです。

 勝浦組合長の案内で、じゃがいもの選果場を見せていただきまし
た。秋から春までの貯蔵と、早出しが始まる8月まで、大規模選果機
による連続安定出荷を行っています。これらの施設も減損会計の対
象になるというのだから、たまらないと嘆いておられました。

 JAきょうわは、加賀衆といって、石川県の出身の方々が多く、前
田神社、前田地区がその名をとどめています。私は富山県ですが、
同じ加賀藩の出身ということで、すっかり歓迎していただきました。
JAようていからほんのトンネル一つを越えただけで雪が一切なく、
暖かい地域のため、米、すいか、メロンの産地だそうです。17集団
の全てが品目横断の経営安定対策の対象になるなど、名実ともに共
和の地域です。

 JA新おたる、JAよいちは、一転して果樹地帯です。りんご、ぶど
う、さくらんぼ等、何でもあるといいます。

 まさに、道南・後志の地域は、北海道内の大規模畑作地帯とは異
なり、地勢も気候も農産物も多様性を持った地域であることを実感
させていただきました。

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