参議院議員 山田としお

全国農業協同組合中央会(JA全中)元専務理事

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        ***山田としお メールマガジン No.211***   
   
                    2011年1月31日号

                  山田としお公式ホームページ
          (http://www.yamada-toshio.jp/)

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              わが国農業の存亡をかけた国会が開会
  
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  菅総理の極めて乱暴な、「TPPへの参加を6月までに決める。そのた
めの農業政策も6月までにまとめる」とする、緊迫した国会が始まりま
した。そんな中で、我慢できない事ごとを以下に述べます。

【開国発言の虚妄】

  菅総理の、TPP参加による「第3の開国」発言の繰り返しです。全く
内容が明らかにされません。ちょっと考えれば、関税を撤廃すれば、
わが国のような条件の悪い農業は一気に消えてしまうのは自明です。
農林漁業の再生は必要です。しかし、どうしても乗り越えられない課
題があります。だから、菅総理は「そのためにTPPの関税撤廃という原
則に対しては、我が国は一定の制約がある」と言えないのでしょうか。
よほど誰かから言い含められているのか(オバマ大統領か)、よほど
頑固か(鳩山前総理の轍は踏まないということか)、よほど頭が悪い
のか(たとえば砂糖を自由化しても沖縄の国境の島のサトウキビの生
産と工場を守れると思っている)、どうしようもありません。一旦総
理になってしまったら何でもできるのです。本当に危惧されるのは、
破れかぶれで突っ走ってしまうことです。本当に怖い。

【経団連会長のTPO】

  1月23日の自民党大会では、経団連の会長が原稿を読みながら、
案の定、「TPPの推進をはかってほしい」と挨拶しました。私は、翌日
の両院議員総会の場で、「TPPはもちろん、TPOも全くわきまえない経
団連会長を何故呼ぶのか、もっとやり方があるはずだ」と発言しまし
た。中小企業でありながら痛くない注射針の開発で世界市場を席捲し
ている岡野工業の岡野代表の挨拶が本当に良かったし、今国会で解散
を実現するという谷垣総裁の決意表明も素晴らしいものでした。それ
だけに、経団連が菅総理と一緒になってTPPを大合唱し、すっかり民主
党にすり寄ってしまっているにもかかわらず、自民党という政党は、
やはり経団連から離れられないのかと残念に思いました。

【総理と農水大臣の抱える矛盾】

   1月28日の参議院本会議では、自民党の岩城光英先生が代表質問を
行い、翌日からダボス会議に出席する菅総理がTPP参加による開国を得
意げに挨拶することを牽制すべく、鹿野農水大臣に対して(鳥インフ
ルエンザ対策で大臣は国内に残り、篠原副大臣が代わりに出席する
が)、「WTOや食料輸入国で構成するG10閣僚会合で何を発言するのか、
これまでわが国も連携して主張してきた『各国の多様な農業の共存』
を降ろすのではないのだろうな」と質しました。総理の一方的なTPP参
加の主張と、農水大臣の主張との矛盾を明らかにする目的がありまし
た。

 ところが総理は、その後の共産党の質問に、原稿を読んで「『多様
な農業の共存』で進める」と答弁していました。政府としては矛盾を
突かれることを避けたつもりでしょうが、それならば、米国に豪州に、
「わが国の姿勢は『多様な農業の共存』だ」となぜ言えないのでしょ
うか。この矛盾は、次の予算委員会で徹底的に追及してゆきます。

【総理の力は絶大】

  参議院本会議では、民主党の議員が二人とも、言い振りこそ違いま
したが、菅総理を攻撃し皮肉りました。二人とも小沢さんに近い議員
なのでしょう。それはそれで痛快でした。私はその場面を見ながら、
この場面は以前どこかで見たようだと思いました。そうだ、私はまだ
議員になっていませんでしたが、郵政民営化で、与党の自民党議員が
小泉総理と竹中大臣を攻撃した姿とそっくりではないか。小泉総理は
市場原理と新自由主義で突っ走りましたが、菅総理も全く同じで、与
党がそれに抵抗する図です。これをどうみたらいいのでしょうか。恐
ろしいのは、総理の力は絶大だということです。

【感動的だった川田議員の質問】

  川田龍平議員(みんなの党)は、代表質問において、自らのHIV感
染の経験をもとに、TPPの参加は関税問題にとどまらず、医療や医薬品
について、混合診療や米国医療が持つ患者の貧富による扱いの格差問
題など米国の基準が押しつけられかねない、「私の悲しみを拡大しか
ねないTPPは絶対に反対だ」と、かつて、ともに薬害問題に取り組んだ
菅総理に迫りました。感動的でした。しかし、総理は「それは過去の
話」と言わんばかりに冷たい態度でした。一方で、みんなの党は、TPP
に賛成だといいます。みんなの党は、どうなっているのでしょうか。

【一体どうなっているのか】

   本会議が終わった後、小泉郵政選挙で刺客として当選しましたが、
一昨年の総選挙で落選、そして昨年の参議院選挙で当選した議員
で、今、「貿易自由化と農林水産業振興の両立に関する研究会」に
加わっている議員から「山田さん、TPPで農協を説得してください」
と声をかけられました。「何を言っているのですか、あなたの方こそ
勉強して下さい」と答えましたが、私も甘くみられたものです。それ
とも馬鹿にされているのか。許せない。さらに、私が事務局長を務め
ている「TPP参加の即時撤回を求める会」に加わっている議員によ
れば、選挙区の経済界から「TPPに賛成して下さい」という働きかけが
あるということです。一体どうなっているのか。

【政治は貧困だ。しかし……】

 先日の内閣改造により、与謝野経済財政担当大臣が誕生しました。
裏切り者として、今一番攻撃にさらされています。与謝野大臣は、選
挙に負けて下野した後で、「民主党が日本経済を破壊する」という本
を書かれました。その著書には、「医療保険の診療報酬の見直しは医
師会への配慮で出来なかった。農業政策と農協の関係も同じだ。野党
に転落したのを機会にむしろ『脱しがらみ』を考えることも大事では
ないかと、谷垣総裁には進言させてもらった」と書かれています。こ
れを読んだ時の私のショックはとても大きいものでした。しかし、改
めて、このことが頭をとらえて離れません。こうしたことがありうる
と思うからです。

 本当に、政治は貧困です。しかし、わが国農業の存亡をかけた取り
組みにしてゆかねばなりません。私は、闘う。



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