参議院議員 山田としお

全国農業協同組合中央会(JA全中)元専務理事

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        ***山田としお メールマガジン No.224***  
 
   
                    2011年6月3日発行

                  山田としお公式ホームページ
          (http://www.yamada-toshio.jp/)

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                      不信任決議は不発
 
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【一定の時期に退任を引き出す】

 菅内閣不信任決議は不発に終わりました。

 大島副総裁の不信任決議案の演説はものすごくよかったです。こ
の演説は、時間の制限がなく何時間でも話すことができるのだとい
います。内容も、震災以降、自民党の各議員が被災地を訪問し、原
発事故で避難を強いられている皆さんの声を聞き、そして深夜まで
必要な提言や法案の検討に全力を上げて取り組み、そうした中で、
菅総理がいかに不適任であるかを訴えたものでした。原稿はありま
したが、随所に大島さんらしい言いぶりで内容を変え、そして追加
された見事なものでした。野党であることが残念ですが、政治家と
して本望でしょう。戦後の名演説の一つに加えていいと思います。

 民主党にとっては、問題だらけの菅総理を、時期は不明ですが、
「交代する」と本人の口から言わせたのですから大成功でしょう。
いわゆる「人のふんどしで相撲を取った」ことになります。自民党
と公明党からすれば、被災地のことを考えると、この時期に総選挙
は無理なので、何らかの形での時期を区切った連立なり、民主党が
分裂する形での政局が作れればいいと考えていたのですが、逆に民
主党を、次期総理を選ぶという期待でまとまらせ元気づけてしまい
ました。これで当分は、民主党に政局のリーダーシップを握られて
しまうので失敗だったかもしれません。


【次は参議院で問責決議を提出】

 かっこいい役割を果たしたと自慢げの鳩山さんはどうしようもな
い甘い男ですし、一方小沢さんは、復権のチャンスの芽を完全に摘
み取られてしまったのかもしれませんが、しかし、菅総理のことだ
から、「大震災への対応に一定のメドがついた段階で退陣する」と
いう言明を直ちにひるがえして、いつまでも辞めないで居座るとい
うことも想定されるのであって、それなら民主党内に新たな政局が
生まれることになります。もしかしたら小沢さんのことだから、そ
ういうこともあり得るとにらんで、今回はここまでと抑えたのかも
しれません。

 焦点は、菅総理の一定のメドというのは何時なんだということに
なりますが、いかに政治音痴の鳩山さんでも、菅総理との話し合い
でそのメドを確認しているはずですし、小沢さんも当然それを確認
した上で、引いたはずです。それは、菅総理と鳩山さんとの覚書の
確認事項にもある通り、復興基本法の成立、第二次補正予算の早期
編成のメドをつけた段階ということになります。それなら6月22日
の通常国会の会期末か、若干の延長を行って特例公債法や歳入関連
の税制改正法を通過させた上での7月末か8月末になるかもしれませ
ん。しかし、いつまでも居座りたい菅総理は、前言をひるがえして、
どうしても9月に米国に行きたい、11月のハワイでのAPECに行きた
い、TPP参加を決めたいと言い出すことでしょう。それが菅という
人間ですし、「総理」というのは、何としてもしがみついておきた
い地位なんでしょう。

 ともかく、自民党は、6月末の会期末を目指し、とりわけ参議院
は、菅総理の問責決議を懐にしまって、原発の冷却継続による一定
の落ち着きが見えること、災害復旧への遅々たる歩みであっても前
へ進むこと、そして復興への構想や期待が語れるようにすること、
これらのことに全力を上げます。参議院の問責決議は総理を辞めさ
せることにはなりませんが、暑い夏に総理交代という政局を作るこ
とはできるかもしれません。


【お茶でも総理は誤った判断】

 こうした動きの中で、5月31日に農林水産委員会で質疑に立ちま
した。

 一つは、東電福島原発から南に300キロ離れた箱根の山のふもと
のお茶の葉から、そして北に300キロ離れた岩手山のふもとの牧草
から、基準を超えるセシウムが検出されました。外国のテレビが盛
んに報道する3月14日の爆発の映像は極めてショッキングなもので
したが、日本では隠しているのか。国民が知らされない中で大きな
放射能の拡散があるのではないのか。

 二つは、お茶の検査について、生の茶葉だけでなく、加工過程の
一段階の荒茶についても同じ基準の規制値を適用することで検査を
通知していますが、荒茶は乾燥させ濃縮したものであり、これを仕
上げて、お湯をかけて抽出した飲用茶を飲むのがお茶です。作物の
特性に応じた検査と規制値を定めるべきであり、荒茶の検査は、意
味がなく混乱を助長する以外の何物でもない。

 ところが、厚生労働省は、私の質問には、「大変難しい問題であ
り苦慮している」と答えながら、2日は、荒茶も検査すると通知し
ました。伝えられるところによると菅総理が判断したと言われてい
ます。菅総理は、ここでも実態をふまえない、その場限りの対応を
行っているのです。とんでもありません。

 三つは、葉たばこについては、福島においては県の「当面は耕運
を行わないこと」の指示のもと耕作の適期を失ってしまったもので
あり、その損害賠償は適切になされるべきものであること。しかし、
もし葉たばこにセシウムが検出された場合、どの段階で規制値を定
めるのか。生の葉たばこか、乾燥した葉たばこか、それとも煙か。
お茶も同じで、作物の特性に応じた対応を行うべきだ。

 四つは、TPPについて、政策推進指針で、「大きな被害を受けた
農業者・漁業者の心情、国際競争の進捗、産業の空洞化の懸念等に
配慮」し、「総合的に判断する」と、何が何だか分からない整理を
閣議で決定しています。だから、松本外務大臣は「日本の意向を交
渉に生かせる早いタイミングを選ばないと意味がない」と発言し、
総理もサミットでオバマ大統領と会談し、「早期に判断する」と約
束しています。いい加減な指針だから、勝手にしゃべっています。
鹿野大臣は、もっと頑張らなければならない。

 このほかに、災害で壊滅した林産加工会社や水産加工会社の復旧
が緊急の課題に上っており、第2次補正予算が何としても必要であ
ることなど、質問事項を多く残したまま時間が切れてしまいました
が、政局も一段落したので、これから十分時間を取って追及し、し
っかり対策を講じさせてゆきます。



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