メールマガジン Mail Magazine

山田としお メールマガジン243号
TPP対策に全力

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      ***山田としお メールマガジン No.243***


                      2011年11月7日発行

                  山田としお公式ホームページ
              (http://www.yamada-toshio.jp/)
 
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                TPP対策に全力

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【励ます会に感謝】

  11月2日に、JAグループと農政連の皆さん、さらに在京の農林
漁業団体の皆さんで、年一回の私の励ます会を開催していただきま
した。TPP参加問題を抱えたAPEC総会を10日後に控え、全国のJA
中央会会長会議が開かれ、国会等への要請運動と重なり、あわただ
しくて申し訳なかったのですが、その分、TPP参加反対の決起集会
の様になりました。

  党からは、大島副総裁に出席をお願いし、TPPについて、まだ党
としての態度を決定していない中でしたが、参加反対の姿勢を明確
にされたご挨拶をいただきました。大島副総裁の挨拶の後、萬歳J
A全中会長が会長会議の決議を渡し、山田農政連会長が「がんばろ
う」を三唱するという念の入れようだったので、会は大いに盛り上
がりました。

 その次に挨拶をいただいた、NHKの元会長だった海老沢さんは、
さぞかしやりづらかったでしょうが、食と農の重要性を訴えられ、
しっかり激励をいただきました。ありがとうございました。また、
前段の第一部として記念講演をいただいた国立西洋美術館長の青柳
さんの、日本・欧州・米国の文明の形の違いと発展の方向を絵で描
いていただいた「日本農業文化論」もTPP論議に示唆を与えるもの
で大いに盛り上がりました。

 なお、当日、持ち帰っていただくためにと、震災と原発とTPPを
中心にした私の活動と想いをまとめた小冊子「日本農業再生―3.11
以後のビジョン形成に向けて―」(家の光協会、71ページ)を発
刊しました。このすべてから私は逃げません。皆さんの声に励まさ
れて頑張ります。 


【再びチャンネル桜で討論】

 翌3日には、直前に出演が決まった、インターネットTV、チャン
ネル桜の「闘論! 倒論! 討論! 亡国最終兵器? TPPの真
実」に出演しました(放映は5日午後8時、YouTube、 SakuraSoTV
でいつでも見られます)。

 前回2月にも出演した際の同じメンバーで、TPP問題を一番心配さ
れている東谷暁、三橋貴明、藤井聡、関岡英之の各先生らで、それ
ぞれ専門的な立場から3時間にわたって激論いただきました。私は、
ただただ聞いている場面が多かったのですが、あらためてTPPが日
本という国柄を壊してしまいかねない危機を共有できました。

 私は、「アジアモンスーン下における日本とアジアの国々がお互
いの国の歴史や文化や経済を尊重しながらともに発展していく形の
経済連携こそが必要であり、農業についても、自民党は一貫して
『多様な農業の共存』を基本に進めてきたことを主張し、米国主導
のTPPはその形も内容も悪く、アジアの国々が参加するには柔軟性
が必要であり、日本は、アジアの国々の先頭に立って米国にそれを
提言すべき」と言わせてもらいました。


【自民党としてTPP交渉参加表明反対を決定】

 そして翌4日は、早朝8時から党の正式機関である「外交・経済連
携調査会」(高村正彦会長)の小委員会(林芳正小委員長)に出席
し、党としてのTPPに対する考え方(案)を議論し、9時には私が事
務局長をしている「TPP参加即時撤回を求める会」(森山裕会長)
の幹部会を開き議論を重ね、10時からの調査会総会に臨み、2時間
余の議論の末、「APECにおいて交渉参加の表明をすることには反対
である」とする党としての考え方をまとめました。

 この間、私は一貫して、「TPP参加反対というだけでなく貿易促
進は必要である、しかし、TPPという形と内容が悪い、日本が連携
していくべきアジアの国々がともに参加できる柔軟性を持ったTPP
でなければならない、そうした対案を示した取りまとめを行うべ
き」と主張しました。小委員会にもTPP推進派議員がいて容易でな
かったのですが、その点は、「本調査会でわが国のとるべき戦略に
ついて精力的に構築していく」ということでその趣旨は盛り込めた
と思います。

 嬉しかったのは、全体総会で、これまで推進派だった議員も、情
報を隠して、ただオバマ大統領に迎合するだけの野田政権のひどさ
加減に呆れて、一致して反対決議でまとまったことです。

 それにしても、石破前政調会長が、この時点になっても、農業改
革のためにTPPに参加すべきと声高に主張されており、どういう狙
いがあるのか、全くおかしい。

 また、党としての正式決定は8日の総務会になりますが、谷垣総
裁も石原幹事長も5日の日には、遊説先で「APECでの参加表明反
対」を明言されたのに、6日のNHKの政治討論で岸田国会対策委員長
はきちんと明言されませんでした。多くの国民が注視している時に、
どうしたのだろう。残念でした。


【有楽町で街頭演説】

 そして私はというと、5日には、TPP交渉参加に慎重な民主党議員
など超党派の議員や有識者が中心になってつくっている「TPPを考
える国民会議」(宇沢弘文代表世話人)の街頭演説とデモ行進に参
加しました。遠くは福岡のJA青年部や、茨城・福島をはじめ関東
各県のJAグループのメンバー、酪農や肉用牛の関係者、そして日
の丸を掲げた「がんばれ日本、全国行動委員会」の皆さんが有楽町
駅前の広場を埋めていました。

 私は結局、街宣車の上に立たされるはめになり、「TPP参加は絶
対に認められない」と訴えました。自民党からは一人でしたが、多
くの聴衆からは、「自民党も加わってくれていたのか」と安心して
いただいた様子でした。党として、「参加表明反対を決めた」と紹
介した時は、ひときわ拍手が多かった。

 しかし、これからが大変です。

 農業者も、国民署名活動など反対運動の先頭に立ってきたJAグ
ループも、そして国民も、多くの困難が待ち受けていることは確実
です。本番はこれからです。


 ※ ところで、私の励ます会で、「メルマガ見ているよ」の声を
    多くいただきました。しかし、字が小さくて読みづらいとの声
    もありました。パソコンで送るのは技術的にこれが限界らしい
    ので、メルマガを見る時に画面の表示の文字を大きく設定する、
    ないしは印刷するときに拡大していただくと読みやすくなりま
    す。 

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