メールマガジン Mail Magazine

山田としお メールマガジン286号
新年を迎えました

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       ***山田としお メールマガジン No.286***


                    2013年1月1日発行

               山田としお公式ホームページ
            (http://www.yamada-toshio.jp/)
 
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              新年を迎えました
 
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【概要】

 容易でない年を迎えました。自民党は政権に復帰しましたが、景
気回復等の緊急課題に着実に成果を上げてゆかねばなりません。で
ないと、参議院で、いつ問責が決議されかねないという衆参のネジ
レがあるからです。

 農林漁業政策、TPP対策等、政策を間違えない取り組みが求めら
れます。とりわけTPPについては、「党の議連や部会の取りまとめ
を内閣の方針にしていく」ことが絶対に必要です。議連では、「形
と内容が悪い」TPPに参加のメリットが本当にあるのか、徹底して
詰めて整理したい。

 7月21日といわれる決戦に向けて、可能な限り全国を回ります。
鹿児島でも岩手でも多くの現場の課題を見て聞きました。全力で頑
張ります。

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【参議院選で、きちんと勝てる政策の推進が最大の課題】

 年末の総選挙では、自民党は、小選挙区制の下での敵失により、
圧勝しましたが、首班指名では参議院の決選投票で、安倍晋三107
票、海江田万里96票、白票30でした。多極化した少数野党の動向い
かんでは、いつでも問責決議が可決できる状態にあるのです。小泉
郵政選挙で300以上の議席を確保しておきながら、直後の参議院選
挙で、29の一人区で6勝23敗と大敗し、参議院で少数派となり、福
田総理、麻生総理と立て続けに問責が可決され、総辞職、解散と追
い込まれました。その状態は全く変わっていないのです。

 参議院選挙は、7月21日と予想されていますが、課題は、景気回
復政策の着実な推進、間違いのない外交政策の展開、社会保障政策
の見直しと充実、大震災と原発事故からの復興、原発依存からの着
実な脱却、農林水産業の活性化、中小企業の振興、街や村の再整備
等、枚挙にいとまがありません。時間がかかりますが教育や少子化
対策も、憲法問題もあります。これら課題の基本に位置づけられる
のは、日本を元気にすることです。それぞれの企業の収益の確保も
大事ですが、その根底に、日本という国土、美しい景観、国民生活
の安定、自立と矜持を持った国づくりを柱とする「まっとうな日本
を考える」という意識が必要なんだと思います。

 正月早々から、各部会や議員連盟等の会合が連続します。年末に
開いた農林部会やTPP参加撤回議連は、党本部7階の一番大きい部屋
が立錐の余地なく議員で埋まりました。議員の発言も、整理できな
いほど手が上がりました。両方の司会を担当した私は、名前を間違
えないよう苦労しました。政府側の出席も、大臣から始まり、事務
次官、すべての局長が出席しました。私は、野党時代の3年3か月の
うちの1年間は農林部会長でしたが、せいぜい部長や課長以下だっ
たことを思うと様変わりです。TPPの議連も、各省の出席者は一ラ
ンク上がりました。

 補正予算の議論の中で、「政権が変わったのだから今のままでい
いわけがない」「民主党の焼直しでなくてちゃんとしたものを持っ
てこい」と役人を叱責する意見も出ました。自分達が与党の時に作
った予算を事業仕訳で削られた恨みがあるからですが、しかしここ
は、「我々はこう思う」という提案をするということです。補正予
算は時間がありませんが、25年度本予算については、公約した事項
の具体化をはかりたい。もっとも、戸別所得補償制度のように今年
の作付の準備が進んでいるものは間に合わないし、法改正も時間が
かかるので26年産から実施に移すことになります。担い手対策も、
コメの需給対策も、多面的機能直接支払いも、食料・農業・農村基
本計画も、1年かけて見直しに挑戦したい。


【TPPは、議連の取りまとめを政府の方針にするべき】

 TPPは、撤回議連を開きました。これも意見が相次ぎ、「参加の
メリットがはっきりしない、だったら参加すべきでない」「最初か
らTPP参加誘導の議論になっている」「農業だけでない、この国の
ありかたにかかわるという問題意識がないのではないのか」「のめ
り込みの交渉は絶対に認められない」等々の意見が相次ぎました。
「形と内容が悪い」TPPに本当に参加するメリットがあるのか、私
は、「新たに当選した多くの議員が加入した本議連の『とりまと
め』を自民党の基本方針にし、内閣もこれに従って取り組むことに
すべきである」と提案し、賛成の拍手をもらいました。総選挙で公
約し、勝って与党になりました。だからこそ議員の意思を踏まえた
交渉にすべきなのです。

 ところが、議連総会の後の記者会見で、質問に答えた石破幹事長
は「参院選前に党の方針を決める必要がある」と述べたが、読売新
聞は、これをとらえて、「TPP交渉参加について参院選までに結論
を出す意向を表明した」と書いています。これでは、自民党は交渉
参加を決定するとの印象を与えてしまいます。確かに幹事長は1年
前の政調会長の時には、TPP参加の意向を示していましたが、総選
挙中はものすごく慎重な姿勢を取っており、むしろ安倍総裁の「自
民党は交渉力がある」「国益を守る」というほうが柔軟に受け止め
られていました。心配していたが、選挙後は、むしろ安倍総裁のほ
うが、参院選も踏まえて、「国益を守ることに妥協はない」と発言
されているのに、幹事長が踏み込んだ発言をしているような報道に
なっています。こんな意図的な報道は絶対に許せません。

 本会議場で、林農林水産大臣に私の考えを話したところ、「その
通りで、党の議論を受けて、政府が一歩遅れる形がいいのだが」と
おっしゃっていました。まさに、党として考えをまとめ、それを政
府が受け入れる形をきちんと作りたい。党と政府が対立するのは絶
対に避けねばなりません。民主党はそれが出来ず分裂し大敗したの
です。


【鹿児島、岩手を訪ねる】

 さて、総選挙後に、以前から計画していたこともあり、鹿児島と
岩手県内のJAを訪ねました。

 鹿児島では、肉用牛の価格の低迷と飼料価格の高騰で肥育経営が
困難になっています。奄美大島では、サトウキビのメイチュウ被害
に続く台風被害で製糖工場も含めて大変です。

 また、岩手の陸前高田と大船渡を訪ねました。さすが前回訪ねた
震災1か月後の状態に比べると、がれきは整理されていましたが、
防潮堤は手がつかず、平地は沈下し水がつき、高台への移転工事は
ショベルカーがただ1台、もくもくと首を振っているだけでした。
津波で破壊されたJA支店、そして半壊したJA本店も再建するに
至っていません。内陸の各地では、牧草や原木しいたけ等のセシウ
ム汚染で苦しんでおられました。先が見えないといいます。

 お聞きした課題にしっかりと取り組みます。

 私の今年の課題は、7月の決戦です。同期から大臣や政務官や委
員長が出ました。衆議院総選挙後に参議院の幹事長室の幹部から、
「山ちゃんは、7月に向けて全力を上げるため役職はないぞ、この
次だ」との電話があり、「そうさせていただきます」と返事をしま
した。2期目が一番難しいといわれており、しっかり頑張ります。


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