参議院議員 山田としお

全国農業協同組合中央会(JA全中)元専務理事

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    ***山田としお メールマガジン No.373***


                     2016年7月11日発行

                山田としお公式ホームページ
            (http://www.yamada-toshio.jp/)

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      待望の藤木参議院議員が誕生しました

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【厳しい環境下での上位当選です】

 藤木しんやさんの当選が決まりました。それも23万票を上回る上
位当選です。皆さんに感謝申し上げます。TPPやJA改革問題等で
十分な取り組みができなかった県やJAが多かったなかで、予想を
大きく上回る得票で当選できました。藤木さんの頑張りもありまし
たが、皆さんの危機感が強く、何としても、ここで農業者とJAグ
ループの力を示しておかねばならないという思いと取り組みが強か
ったのだと思います。このことは、必ず、今後の農業政策やJA活
動の展開に大きな影響を与えると思います。皆さんの期待に応える
べく、まずは藤木さんが、そして私も頑張ります。


【票に示された農業者の悲鳴】

 ところで、この皆さんの支持を、安倍政権はどう評価するのでし
ょうか。圧倒的に与党が勝利したのだから、これまで通り、既得権
益の岩盤を打ち砕く規制緩和と、成長戦略を進めるということなの
でしょうか。そうした方向性が今回の選挙で評価されたということ
で、「この道を力強く前へ」ということなのでしょうか。

 否、違うのだと思います。TPPやJA改革に納得できないとの声
が各地であるなかで、それを克服すべく、「今までの流れを変えて
くれ」「そのためにも藤木頑張れ」との悲鳴に近い声があったので
す。

 藤木さんの得票から明らかなように、TPP等が原因で、真っ直ぐ
に自民党推薦でまとめ切れない県もあり、自主投票でぎりぎり整理
し取り組んだ県も多くありました。しかし、一方で、それを克服し、
今後に期待し、だからこそ頑張って存在を示そうと努力した県やJ
Aや農業者が一杯いたのです。このことをしっかり踏まえてもらわ
なければなりません。


【不安定化する世界、そして日本】

 今、世界全体が綱渡りの状況にあるように思われます。イギリス
のEUからの離脱問題や、米国のトランプ大統領候補のような「でた
らめな」論理がまかり通ってしまう政治・社会状況にあるからです。
そして、株価や為替の変動や暴動やテロなど、全く落ち着かない世
界になってしまっています。

 日本も、そうした株価や為替の変動、海外への投資や進出、貿易
自由化など、当然のこと世界の状況に巻き込まれています。こうし
た状況のなかで、有名大会社の海外企業への吸収や、国内企業の競
争のなかでの不祥事や、高度な情報システムを悪用した事件や、そ
して多分に貧富の拡大がもたらす恐ろしい事件や、老々介護に疲れ
た末の悲しい家族の事件等が多くなっています。世の中が不安定化
していると感じざるを得ません。

 ふと目にした7月8日付の毎日新聞が、参院選の論点として「分断
社会の処方箋」を取り上げていました。「すべての人が輝く『ニッ
ポン1億総活躍社会』」のかけ声とは裏腹に、所得階層の格差が拡
大し、子供や女性の貧困が社会問題化しており、この解消の道筋を
3人の学者に問うものでした。3者は、「脱成長依存の格差是正を」
「弱った真ん中再構築急務」「教育の機会不平等なくせ」として論
陣を張っていました。それぞれの意見に納得しました。

 どの論調も、EUや米国の動向を踏まえたものでしたが、一番共鳴
したのは、我が国でも中間層がいなくなって、少数の富裕層と、一
方で収入が伸びず生活水準の低下が進んでいるとする分析であり、
数字でもそれが明らかであることから、私も大きく共感しました。
今、進められている規制改革と成長戦略の行きつく先が、この格差
の拡大に現れているのだと思います。


【世代を超えた政策が必要なのだ】

 今まさに、農業の成長産業化が叫ばれ、そのための創意工夫が必
要だというので、6次産業化だったり、農業経営の会社化だったり、
輸出拡大がうたわれています。現状にとどまっていては、発展は無
いし、所得の実現も無いということでしょう。その通りだと思いま
す。

 しかし、高齢化が進むなかで、若い担い手の就農が直ちに増加す
るものではありません。農業者は、天候を気にしながら、夫婦や親
子で、先々代から受け継いだ農地を大切に扱いながら、毎年の所得
の変動を気にしながら、一層の機械化や豊作を望み、生活し営農し
ているのです。成長戦略の成功例だということで、農外の会社が参
入し、大々的に規模拡大して経営を実施し、飛躍的に販路が増えて、
収入を拡大しているという報道や風評はあります。しかし、成功し
たという話はあまり聞きません。

 今や我が国の農業就業者は、女性も含めて200万人を切りました。
それも平均年齢は66歳という高齢化のなかで、39歳以下の若手新規
就農者は約15万人でしかないという状況で、どういう農業経営と地
域の担い手を作り上げていくのかが課題です。このために必要な年
数は、場合によれば世代を超えた転換の期間が必要なのだと思いま
す。意識的な政策のもとで、徐々に転換していく思想が必要なので
す。

 担い手となる農業者は、家族や地域の協同を基本に、日本という
国を安定させる国民的な存在としての評価を得るものにしてゆく思
想と政策がなければならないのだと思います。日本における貧富の
拡大や、民族の対立や、思想の分裂や、宗教の対立や、テロリスト
の侵入を許さない協同の意識を醸成するということを、しっかり認
識した政策が必要なのだと思います。そういう社会的な中間層をし
っかり作り上げてゆかねばならないのです。


【求められる、地域を守り、ともに発展する政策】

 これまで歴史的にも、農業者は、気候風土のもとで、動かしよう
のない農地を財産にして、それに張り着いて営農し生活してきまし
た。同じ地域内で、災害の時や病気の時に協同で作業にあたり、助
け合って、農業に欠かせない水の管理も行ってきました。これが農
業だと思います。第一次産業だと思います。農業協同組合もこうし
たことを基礎として発展してきました。

 しかし、今は幾多の盛衰を経て、まさに境目にいるのだと思いま
す。これに、「岩盤規制を打ち砕く」と言って、競争を入れようと
しています。今、まさに行われようとしている、これまでと原理の
違う農外の会社組織の農業参入は、軋轢を生み、地域を崩壊させか
ねません。「地域を守るなかで、ともに発展する」この形を崩して
はいけないのです。それは長い日本の知恵であり、歴史であり、風
土なのです。そしてこれらの事々が、政治的にも保守政治を支えて
きたのです。

 藤木さんの勝利の背景にある農業者の悲鳴と、地方でまじめに営
農と生活にいそしむ農業者や、協同組合の活動に希望をもって汗を
かいているJA等の役職員の想いを汲み取り、地域の農業生産と同
じような「ゆっくり」「ゆったりした」幅の広い、深みのある政策
展開を進めようではありませんか。

 頑張りましょう。


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