参議院議員 山田としお

全国農業協同組合中央会(JA全中)元専務理事

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    ***山田としお メールマガジン No.388***


                     2017年5月23日発行

                山田としお公式ホームページ
            (http://www.yamada-toshio.jp/)

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         決算委員会で3度目の質疑

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【改めて、規制改革推進会議の問題を指摘】

 決算委員会3度目の質疑を行いました。1回目は、決算委員会初日
の全閣僚出席のNHK中継が入った委員会で、総理と官房長官と農
水大臣を中心に、酪農制度の改変問題について、規制改革推進会議
の乱暴な提言の問題点を指摘しました。

 2回目は、我が国農業で最も問題である若い就農者の確保につい
て対策を求めました。

 3回目の今回は、準総括の委員会ということもあり、改めて規制
改革推進会議が、本来、食料・農業・農村政策を審議する食料・農
業・農村政策審議会や部会の開催を全く行わないまま、農政の重要
課題について提言し、その実行を迫り、それを農水省の現場のお役
人が悩みながら苦労に苦労を重ねている実態に触れました。

 決算委員会は、この日で準総括の審議を終え、あとは総理はじめ
全閣僚が出席する総括審議を6月に開催し、2か月間にわたり毎月曜
日に行われた参議院の決算を終えることになります。


【質疑に盛り込んだ事項は、6点です】

 一つは、新たに規制改革推進会議が漁業権のことを議論しようと
していることです。
 これは、すでに東日本大震災で被害を受けた浜の復興を目指し、
宮城県知事の強い意向もあり、養殖漁業を中心に漁業者と卸売会社
が合同会社を作った経緯がありますが、改めて、規制改革推進会議
がその方式の全国的な展開を図ろうとする動きについてです。山本
幸三規制改革担当大臣は、水産と林業政策を取り上げることとして
おり、漁業の成長産業化について必要な政策を議論すると答弁され
ましたが、宮城の合同会社の協定破りが報道されていることもあり、
安易な問題提起に注文を付けさせてもらいました。

 二つは、規制改革推進会議で集中した議論がなされている一方で、
本来、農業政策を議論する審議会が全くと言っていいほど開催され
ていないことです。民主党政権に一度は奪われた政権を取り返した
第2次安倍内閣以降、4年半の間に、開催された審議会は4回しかあ
りません。農協改革や全農問題、さらに酪農制度を議論した28年、
29年は審議会は全く開催されていないのです。

 三つは、コメの生産調整の廃止について、平成25年に設置した産
業競争力会議の民間委員で、かつ規制改革会議の委員でもある委員
が、失礼ながら、到底農業の専門家と言えないにもかかわらず、多
分、相当の経緯を承知した関係者により周到に準備された、「国に
よる生産数量目標の配分の廃止」という提言を行い、その後、自民
党内でも議論され、当初の3年後を5年後に先送りしたものの、その
5年の期限が来年に迫ってきている問題についてです。

 私の懸念は、来年から廃止される10アール7500円の直接支払交付
金も、認定農業者等の担い手の経営安定を図るナラシの制度も、と
もに生産調整の目標達成と連動しているわけですが、この歯止めが
利かなくなるということです。
 農水省は、JAや生産者の自主的な取り組みが定着しているとい
いますが、これまではメリット措置と連動していたから効果があり
ましたが、これが無くなった後、水田フル活用や飼料米の助成があ
るとはいえ、歯止めが無くなることです。ましてや豊作が到来した
時の過剰米をどう扱うか、また、全農改革で、「生産者から直接買
取を行い、そして消費者に直接販売しろ」という事業方式が規制改
革推進会議から提言されていますが、買取の価格形成は、誰がどん
な価格で買い取るのか、全農は大変なリスクを背負うことになりま
す。事業方式としては成り立ちません。自主調整という方式で、J
Aや全農にすべての責任を押し付けるものでしかありません。

 四つは、JA土佐あきのナスの販売事業に関する公正取引委員会
による排除措置命令に対して、JAが命令取り消しの訴訟を提起し
ましたが、公取は、園芸産地を発展させてきた作物別部会やJAに
よる地域の取り組みの実態をきちんと把握すべきと訴えました。

 五つは、京都のコメ卸会社「京山」の中国米の混入報道について、
改めて、同じ同位体研究所と他の2社に同じ袋のコメを再検査させ
たところ、一切中国産米は混入されていないという結果が出ている
ことです。農水省も立ち入り検査をしているわけですが、どういう
結果になっているのかを質しました。

 六つは、第1回目の質疑で私が主張した規制改革推進会議の委員
を国会同意人事にすることについて、官房長官が法律の扱いも含め
て検討しなければならない旨を答弁されたことを、決算委員会の検
討事項とすることについて会計検査院長に確認を求めました。


【麻生財務大臣からは率直な発言をいただく】

 最後に、麻生大臣にも私の質疑を聞いたうえでの意見を求めたと
ころ、大臣は、農水省の審議会で何ら議論されていないことに驚き
をかくさず、その必要性を話されました。あわせて、麻生大臣は、
圧倒的に農業従事者が高齢化し、数も減っており、この深刻な問題
にこそ全力を尽くすべきと、おっしゃっていただきました。全く同
感です。

 委員会終了後、麻生財務大臣は、理事席に座っていた私に近寄り、
「農水省とよく相談してすすめないと、前に進まないぞ」とわざわ
ざ声をかけられました。私は、「その通りです。しかし、官邸の内
閣人事局が各省庁の幹部人事を行うことで、官邸の意向が農水省を
覆っています。これを改善しないと農水省はきちんと仕事ができま
せん」と率直に申し上げました。

 質疑を終えたあと、与党の同僚委員からは、「規制改革推進会議
の問題は、医療や医薬品の分野でも全く同じです」とおっしゃって
いただきましたし、野党の委員からは、「規制改革推進会議のこと
をよくおっしゃっていただいた、同じ意見です」と声をかけられま
した。

 なお、私は、米の生産調整の問題については、これからの農林水
産委員会での収入保険制度法案とも関連させて、質疑する予定でい
ます。


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