メールマガジン Mail Magazine

山田としお メールマガジン132号
テレビ出演で釈明

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    ***山田としお メールマガジン No.132***   
   
                 2008年12月12日発行

        山田としお公式ホームページ
      (http://www.yamada-toshio.jp/)

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                  テレビ出演で釈明

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 日本テレビ系列「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」
の出演で、多くの皆さんから釈明を求められました。

 番組の討論テーマが「コメの輸入」だったことと、WTO農業交
渉が急きょ浮上して全国各地で緊急集会がもたれ、日比谷野外音楽
堂でも3,000名を超える決起大会が開催されたタイミングが重なり、
全国の皆さんの関心が高まっていることもあったからでしょう。

 批判の多くは「なぜ、コメ輸入を全面禁止するマニフェストに反
対したのか」というものでした。

 皆さんに事前に番組出演を連絡して、ご覧になっていただいたの
に、期待を裏切り心配をかけてしまったこと本当に申し訳ありませ
ん。

 皆さんもご存知のとおり、この人気番組は、人気タレントが提案
したマニフェスト法案について、賛成か反対かを討論するものです。
出演する国会議員は、番組制作側から、与党と野党でそれぞれ賛成
と反対に別れて討論することが求められます。今回のマニフェスト
「海外からのコメの輸入を禁止します」では、与党の議員たる私は
当初から「反対」の立場で参加することが求められていました。

 今のWTO交渉であるドーハ・ラウンドの前のウルグアイ・ラウ
ンドでは「農産物の輸入禁止はすべて撤廃し関税化する、それを受
け入れられない日本には特例措置として、消費量の4〜8%の最低輸
入義務を課す」とする、いわゆるミニマムアクセス米(MA米)の
導入が決定されました。それを輸入禁止にした場合、相手国からW
TO協定違反として提訴され、間違いなく負けて、より多くの代
償措置が求められることになります。

 そのため、心情的にはコメ輸入禁止のマニフェストには賛成だが
国際約束としてそれはできないこと、さらには、逆に我が国が輸出
する工業製品を相手国が輸入禁止した場合、我が国はWTOに提訴
することになります。このように苦しい状況にはありますが、国の
独立の基本である「食」については、圧倒的な食料輸入国である我
が国等にはWTO上の配慮があっていいこと等について、なんとか
説明し、訴えていきたいという思いもあり、番組出演を決めました。

 ところで、このことを番組でしっかりと説明できたかといえば、
実際の放映を見て私もガッカリしました。

 というのは、あの討論は2時間30分も収録しますが、実際の放映は
25分程度です。当然、もっと多くの発言をしているのですが放映さ
れたのはごく一部です。さらには、放映は発言の順序も入れ替わっ
ており、番組の狙いに沿って編集されています。もっと的確に発言
しておればとか、あの発言の部分を採用してくれれば良かったのに
とか、常に悔やみますが後の祭りです。

 また、農業者でもあり運動家でもある遠藤氏とのやり取りも、散
々に無策を非難された後の私の「努力しています、やっていますよ」
という最後の一言だけが放映され、皆さんに誤解を与えてしまった
ように思います。

 難しいものですね。

 これでこの番組の出演は4度目になります。番組常連の新進気鋭の
評論家である宮崎哲弥氏とは前からの友人で、議論のなかで意識的
に私に質問してくれますし、太田光氏も頭脳明晰な熱情家です。私
も、この国の基本に「食」と「農」を位置付けることの重要性を世
の中に少しでも訴えたいと思い、農業問題に限定してこれまで出演
してきました。

 しかし、どうも私は臨機のしゃべりがうまくありません。

 収録後や放映後に、その都度「出なければよかった」と反省ばか
りしています。今回のように多くの皆さんから批判をいただくこと
もあります。その一方で、「山田に投票したけれども顔も見たこと
がないので、テレビに出演して全国の皆さんに顔を見せた方がいい
よ」という声もいただいています。

 いずれにしろ、今後の対応は少し落ち着いて考えてみることにし
ます。

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