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山田としお メールマガジン322号
再生可能エネルギー発電法案を質疑

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    ***山田としお メールマガジン No.322***


                    2013年11月18日発行

                山田としお公式ホームページ
            (http://www.yamada-toshio.jp/)

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        再生可能エネルギー発電法案を質疑

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【農林水産委員会の筆頭理事に就任】

 10月15日の臨時国会開会以降、予算委員会1回、農林水産委員会2
回の質疑を行いました。農林水産委員会は、先輩の野村哲郎先生
(鹿児島選挙区)が筆頭理事から委員長になり、私は、平理事から
筆頭理事になりました。筆頭理事は、法案審議をどんな日程で、ど
んな審議内容で進めるかを、議院運営委員会や国会対策委員会と、
さらには野党の筆頭理事と打ち合わせ、合意を実現して進める役割
を持っています。それから、自民党委員の質疑の順番等の段取りも
行います。難しい仕事ではありませんが、時間が取られます。委員
会開会中は、委員長ほどではありませんが、自席を離れず、委員会
の動きを見守ることになります。委員の時は、ないしは平理事の時
は、筆頭理事に断って離席したこともありますが、それも出来ませ
ん。短い国会会期で2つの法案審議が必要であり、委員会開会日数
は合計で8回は必要になる見込みです。党では、TPP、生産調整、J
A問題、税制問題等、焦眉の課題を抱えています。毎日、空いた時
間はありません。


【党の役割は、農林部会長代理と、9つの議連の事務局長】

 とりわけ、私と言えば、野党の時に農林部会長を経験しています
が、与党になって農林部会長代理となり、さらに、TPP交渉におけ
る国益を守り抜く会、水田農業振興議連、都市農業研究会、参議院
農業・農協研究会、食品産業振興議連、山村振興特別委員会、米消
費拡大・純米酒推進議連、いのちを守る森の防潮堤推進議連、たば
こ議連の事務局長を拝命しており、大変です。日程を調整する、議
題を相談する、役所と折衝する、案内する、出欠を取る。後者の2
つは、私の事務所の秘書がやりますが、彼らも大変です。私は会議
の司会をする、どんどん手が上がる、新しく当選した多くの衆議院
議員や参議院議員の顔と名前が一致しない。これが一番の重圧です
が、ともかく、事務局長で頑張っています。


【発電施設の設置は、農地の確保と地域への還元が前提】

 ところで、14日の農林水産委員会の質疑は、「農林漁業の健全な
発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する
法案」でした。民主党が昨年提出した法案は(と言っても、農水省
が作り上げた案でもあったのですが)、再生可能エネルギー発電施
設を農村地域に導入する場合、特に農地の転用が必要になる訳です
が、事業者による導入計画が県や市町村で認定されれば農地の転用
をワンストップで行うことが出来る、という側面が強すぎた法律で
した。これでは、散々、農地が、太陽光発電パネル業者に食い荒ら
されるとして、自民党内では反対論が吹きあがったものでした。結
局、衆議院が解散し、審議なしで廃案になりました。

 今回審議したものは、政権交代後、自民党が、野村先生が座長の
プロジェクトチームのもと、大幅な修正を行い、提案したものです。
修正されたポイントは、発電施設の設置計画に加えて、その発電の
利益を地域に還元し、地域の農林漁業の振興と地域の活性化をはか
る計画を策定し、両方の計画を認定することにしたのです。当然、
発電施設は耕作放棄地を転用する形で進められるのであって、それ
ら再生利用が見込まれない荒廃地は、往々にして農地も零細に分散
し、権利関係も複雑なのであって、これらの整備を行ったうえで、
一方を発電施設に、他方を農地として活用し担い手に耕作してもら
おうという事業も行うなど、極力農地を維持することに重点を置い
ています。


【木質バイオマス発電の意義を強く主張】

 それにしても、ややもすると、この法律は太陽光発電のための農
地転用に焦点が当たっているように感ずるので、私は、特に木質バ
イオマスの発電施設の設置には、森林経営計画の事業実施と連動さ
せ、災害対策上も、戦後に植林し成木となっている林地の主伐や山
の整備、さらには合板や製材工場の設置を大々的に進めるべきだと
質疑しました。また、小水力発電の諸申請手続きのスピードアップ
や施設改修への助成、さらには同じ再生可能エネルギーであるコメ
のバイオエタノール化の取り組み強化も質疑しました。これらにつ
いての林大臣の問題意識も同じでした。大臣には、木質バイオマス
発電施設の竣工のテープカットにどんどん出かけて、推進してほし
いと注文しました。


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