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山田としお メールマガジン338号
安倍内閣は、「地方創生」に全力を

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    ***山田としお メールマガジン No.338***


                     2014年9月1日発行

                山田としお公式ホームページ
            (http://www.yamada-toshio.jp/)

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         安倍内閣は、「地方創生」に全力を

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【内閣の布陣に左右されるJA改革】

 今まさに、内閣改造で国会は静かに、しかし、それぞれの議員は
情念を自己の内に収めきれず巨大な渦となって動いているのだと思
います。閣僚や党三役は、中堅・ベテランでないとそこまでの思い
は至らないのでしょうが、女性登用の総理の思いもあって、女性議
員は1年生議員ですら期待を隠し切れないでいます。これが政治で
す。人間社会です。この情念が、党の部会の運営や活発な議論の原
動力にもなっているのです。

 ところで私は、昨年の安倍政権発足時に参議院の幹事長から、大
臣政務官就任への打診がありましたが、TPP対策に取り組む立場か
ら、政府に入り何もしゃべれなくなる形はお断りしたい、党で頑張
りたいとお願いしました。そうしたこともあって、野党時代に農林
部会長に就任した経緯はあるものの、この間は部会長代理として仕
事をさせていただきました。そして、今回も打診があったのですが、
まさに、JA改革が最大の問題となっていることから、党で仕事を
させていただきたいと、これもお断りしました。

 それにしても、誰が農水大臣になるのか、誰が党の部会を取り仕
切るのか、これからのTPP 、JA改革、当面する米価対策は大きく
左右されます。私も、ここは大いに気になるところです。


【ふるさと対話集会に出席】

 マイクのいらない車座の座談会として、自民党が野党になったと
きに始まり、今までず〜っと続けている「ふるさと対話集会」に、
この数週間集中して出席しました。ふるさと対話集会は、初回から
もう5年弱で600回を超えています。野党の時は、農林部会長という
こともあって多く声がかかり、私の出席回数は、この対話集会の発
案者でもあった加藤紘一先生、この企画の党の責任者でもあった木
村太郎先生に次いで出席回数が多かったこともありましたが、ここ
1年は、自分の選挙で全国を回らなければならなくなってお断りす
ることが多くなっていました。しかし選挙が終わり、落ち着いてき
たところで再び声がかかるようになりました。


【愛知県豊田市 ― 農業法人の担い手は農業高校の出身者】

 豊田市は、トヨタの城下町ということもありますが、国内でも先
駆的な農業生産法人が誕生してきたところでもあります。これまで
に日本農業賞の大賞を受賞した法人がいくつもあります。対話集会
に参加されたこれら法人の中堅職員と若者20人に、農業高校出身者
の方は手を挙げてほしいとお願いしたら、10人以上の手が挙がりま
した。まさに私の仮説が証明されたといえます。小さいころから家
族の農業を見ていて、農村に住んで、農業高校を選択した子供たち
こそが、農業の担い手への一番近いところにいる青年たちです。こ
のことをもっと意識して政策を作り上げることが必要だと思います。
もっともその時、JAあいち豊田の組合長さんが、「このうち3人
はJAの職員だったよ」と教えてくださいましたが、まさに、JA
の役割の面目躍如たるものがあると思います。


【富山県南砺市 ― 伝統工芸の後継者の確保対策を】

 私の故郷富山の250年の歴史を持つ木彫の街、南砺市井波は、一
向宗の砦でもあった瑞泉寺の大門や大伽藍が往時の繁栄を物語って
いますが、木彫師の高齢化が進む一方で、担い手の確保が出来ずに
いるといいます。今や弟子を持っている師匠は6人しかおられませ
ん。鑿(のみ)を持てるようになるまで2〜3年かかるそうですが、
弟子入りの申し出があっても、若者へのこの間の手当てや住まいの
提供がままならないといいます。この街の木彫組合で作られた養成
学校は、応募者が減少し今は運営できていないといいます。同じく
出席されていた建築関係の皆さんからは、高校の建築学科がなくな
り、若い人の就職もなくなってきているという声を聞きました。

 私は、農業の青年就農給付金(準備型:最長2年間、経営開始型
:最長5年間、通算最長7年間、各年150万円の給付)の例を紹介し、
伝統工芸の世界でもこうした取り組みを作り上げてゆくことの必要
性を話させていただきました。まさに、安倍総理が打ち出した「地
方創生」を具体化しなければなりません。


【富山市 ― コンパクトな街づくりで確信した都市農業基本法の必
要性】

 富山市内3か所での対話集会では、2か所はれっきとした農村部、
1か所は市街地に隣接した農村部でした。私の事前調査が不十分だ
ったのですが、会場がJAの支所だったこともあって、私は、冒頭
TPP問題・米価対策・JA改革について情勢報告させていただきま
した。ところがどうも皆さんの反応が良くありません。話し終えて、
お一人から手が挙がり、「山田さん、話は分かるが、自分たちは固
定資産税10アール当たり10万円と都市計画税を払う市街化区域で農
業を行っているのだよ」とおっしゃいます。そこで、「皆さんそう
ですか」とお聞きすると、全員の手が挙がりました。そして米の販
売金額は毎年税金で消えている、米の共同乾燥施設も必要だし、
年々高くなる農業機械への助成も必要だ。まして、街中の排水を引
き受けている水田の水路の補修もままならないでいるとおっしゃい
ます。まさに都市農業の抱える課題そのものです。富山市は、コン
パクトな市街地や街づくりを目指す全国でも評判の市です。いろん
な経緯があったとはいえ、広範囲に網を広げてしまっている都市計
画区域の設定をどう扱うか、都市農業の諸課題を突き付けられまし
た。

 今秋の臨時国会で「都市農業基本法」を議員立法で制定すべく、
まさに、自民党農林部会の「都市農業基本法案に関する小委員会」
委員長として、法案の検討の渦中にある私にとって、改めて認識を
深める場となりました。頑張ります。


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