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山田としお メールマガジン448号
新しい激変の年を迎えての「私の決意」

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       ***山田としお メールマガジン No.448***

           2020年12月8日発行

         山田としお公式ホームページ
       (https://www.yamada-toshio.jp/)

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      新しい激変の年を迎えての「私の決意」

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 私は、富山県の石川県境の埴生という村で、源平の合戦で木曽義
仲が平氏の平維盛と戦った倶利伽羅谷の合戦で有名な地で生を受け
ました。木曽義仲が戦勝を祈願した「埴生護国八幡宮」がすぐ隣り
で、これが幼い時からの誇りでした。先祖は百姓で、曽祖父は、遠
くは能登半島まで出かけて繭の買い付けも行っていたと聞かされて
いました。

 さて、私自身は、幼い時の農作業の手伝いや、祖父も父も農協の
役員をしていましたので、農業関係の仕事をしたいという思いから、
大学を卒業した後、JA全中(全国農協中央会)に奉職しました。
そして、皆さんのお勧めもあって、全国比例区の参議院議員になり、
3期目を務めています。この間、ズーッと農家のこと、村のこと、
米価のこと、食管制度のこと、水田農業のこと、そして近年は、減
反のこと、MA米等の事々に関わってきました。そして今、改めて、
コメの世界が大きく変わるという実感と多くの懸念と危機感を抱く
に至っています。とりわけ、この1年、党の農業基本政策検討委員
会の事務局長として、今後のコメ政策の在り方に関わってきました。


【不安は、様変わりする生産調整の取り組み】

 こうした中で、近年、特に、コメを中心とする農業の位置づけに
ついて、国が関わる割合が大きく減少し、民間に委ねられるという
形で、自主流通米制度の発足から始まり大きく展開してきました。
そして、政府が直接管理する政府米の占める割合が大きく減少して
います。さらには、政府が大きく関与してきた生産調整の取り組み
について、その政府が生産調整の数量の割り振りを行わず、生産者
や集荷団体であるJA等に委ねるという大きな変化が進んでいる、
というか強行されてきていることを実感しています。
 とりわけ、主食たるコメについて、需給の状況から、全国の生産
調整の目標は示されるものの、都道府県別の生産調整の目標(削減
面積)が示されず、各県・各地域等の取り組みに委ねられたことで
す。
 各県・市町村は、これまでの目標面積等を参酌して、取り組み目
標を自主的に指標として示しているにすぎないのです。当然、目標
の達成・未達成は、あくまで自主的なものでしかなく、罰則もあり
ません。数年前と比べて様変わりです。ましてや検査の取り組みも、
ものすごく簡便化され、検査の廃止すら、議論の俎上に上っている
のです。


【地域やJAを絶対に崩壊させてはなりません】

 もちろん、しっかり生産調整に取り組んでいる市町村やJAは圧
倒的に多い。JAの組合員農家も、これまでの永年にわたる取り組
みを踏まえ、目標を設定し、着実に取り組んでいるJAや生産者は、
これも圧倒的に多い。しかし、今後は、この生産調整についても各
地、各農家の判断で大きく形を変えて、弾力化しそうです。農水省
はチームを作って、全国各地を回り生産調整というか、生産数量目
標の設定と、その推進に努力してきていますが、今後の動きは予断
できません。
 JAはじめ生産者団体は安穏としておられません。生産調整が形
骸化した後の米価の暴落は、生産段階の大混乱にとどまらず、地域
やJAの崩壊につながりかねないからです。とすると、一体、だれ
が中心になって、地域を、コメの生産者を守るのでしょうか、JA
は存在をかけて、地域の農業を、そして自らの構成メンバーである
生産者の存立を守るべく、計画的な取り組みを、生き残っていくた
めの取り組みを行っていかねばならないのです。
 今年の夏、上記でも触れた党の農業基本政策検討委員会で全国の
模範的な生産調整取り組みの報告を行っていただいた3事例(富山
県JAみな穂、宮城県農事組合法人みらいす青生、長野県JA信州
うえだ)の取り組みは完璧でした。コメの輸出、とも補償による助
け合い、飼料米作付けによる畜産農家との連携など、見事な取り組
みでした。全国で、各地で、JAが中心になって、地域と組合員農
家との連携の中で、これらの多様な取り組みを作り上げなければな
らないのです。
 大きな転換が求められているのです。知恵を出して、JAは存在
をかけて、頑張りましょう。私も頑張ります。


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