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山田としお メールマガジン116号
政治はかくも弱いのか

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    ***山田としお メールマガジン No.116***   
   
                  2008年9月2日発行

        山田としお公式ホームページ
      (http://www.yamada-toshio.jp/)

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               政治はかくも弱いのか

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 福田総理の突然の辞任で大々政局になりました。
 
 第三者なら再々度の政局を楽しめるかもしれませんが、このまま
では新総裁を選んだ後、臨時国会冒頭の解散になる可能性が強く、
そうなると飼料や資材高騰の対策はどうなるのか、過剰気味のコメ
の価格対策はどうなるのか、来年の生産調整をどうするのか、困難
はすべて農業者をはじめ国民に来てしまいます。
 
 思い返せば、私自身は、国会議員になってすぐに安倍総理の(こ
れも)突然の辞任と、福田総理の選任に直面しました。
 
 そして福田新総理との懇談で、経済財政諮問会議の民間委員の一
新を訴え、福田さんからは「改革などという恐ろしい言葉は使わな
くていいのですよ、若者が元気に農業に就けるようともに頑張ろう
ではないですか、未来永劫変わらないというわけにはいきません」
と丁寧な対応をいただきました。
 
 その後、総理を激励に官邸を訪ねた際、「私の政局も大変ですが、
農業も大変です、ピンチをチャンスにしましょう」と逆に励まされ
ました。
 
 さらに、予算委員会では、総理が施政方針に盛り込んだ明治の農
村指導者石川理紀之助翁の著作を私がプレゼントしたところ、「こ
れは貴重なものですよ、ありがとう」と喜んでいただきました。
これらのことからも、私は、福田ファンでした。
 
 福田さんは、少なくとも農業を市場原理で律しようとはしていま
せんでした。だからこそ、今回の辞任は残念でなりません。
 
 それにしても、自民党という政党も大丈夫なのかと思います。各
派閥の領袖で構成した内閣と党幹部が、この事態を前にどんな動き
をしていたのでしょうか。資材高騰など国民全体が苦しんでいる時
に、それに応える総合経済対策や補正予算をまとめ切れていたので
しょうか。十分だったとは思えません。
 
 一方、民主党は、極めて政治的な動き以外は全く何もありません
でした。
 
 国民の苦難に対して、政治は何を行うことができるかを示す絶好
の機会だったのに、政治家も、政党も、そのチャンスを失ってしま
いました。
 
 政治家というか、政党というか、それらを包含した「政治」とい
うものの弱さを感じずにはいられません。
 
 といっても私は、このような動乱の中にありながら、この国の政
治の基本に、『食』と『農』をきちんと位置づけるべく戦略を持っ
て頑張ります。

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