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山田としお メールマガジン281号
絶対に許せないTPP交渉参加表明

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       ***山田としお メールマガジン No.281***


                    2012年11月12日発行

               山田としお公式ホームページ
            (http://www.yamada-toshio.jp/)
 
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         絶対に許せないTPP交渉参加表明
 
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【概要】

 野田総理が、年内に解散に打って出るという報道があります。絶
対に許せないのは、TPP交渉参加の表明を解散の道連れにするとい
うことです。
 
 何としてもこれを止めさせなければなりません。
 
 そのためには、民主党が与党としてきちんと政党としての機能
を果たすことです。将来に大きな大きな禍根を残すTPP交渉参加の
問題を、きちんと受け止め、離党を覚悟した政治行動を取ること
です。
 
 一方、自民党は、「形と内容が悪い」TPPには絶対に反対である
ことを重ねて明言し、いささかでも野田総理に塩を送るような言辞
は絶対に行なわないことです。
 
 「かけがえのない日本国の将来を誤らせない」ために、頑張りま
しょう。

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【野田総理の解散に向けた思いと打算】
 
 どうも私の予測が当たりそうです。野田総理が、年内に解散する
というのです。二つの思いと打算があるのでしょう。
 
 一つは、谷垣さんとの約束を守らず、「うそつき」という悪名を
恥じた人間としての思いです。
 
 二つは、このまま、離党した小沢さんと連携した輿石幹事長の差
配では、自分の意志が通せず、そのうえ選挙は敗北する。どうせ敗
北するなら、自分も含めて新生民主党をつくり直す。とは言うもの
の、当初の3年前の民主党とは似て非なる新自由主義政党でしかな
いのですが、これで選挙後の政界再編の生き残りをかけてみようと
いう打算です。

 この解散を命名するとすれば、「行きあたりばったり解散」「生
き残り解散」とでもいうものです。
 
 絶対に許せないのは、TPP交渉参加表明を行きがけの駄賃とばか
りに道連れにすることです。これも、経済界やマスコミの主張に従
い、かつての小泉政権時の郵政民営化を争点にして解散し、反対者
に刺客を送って大勝利したことを夢見て2匹目のどじょうを狙って
いるのかもしれないのです。とんでもないことであって、郵政民営
化は、今振り返ってみると一体何だったのか。郵政への財政投入で
も、さらには国民的なサービスの低下などでも大きな犠牲と混乱を
与えたままです。経済的にも、その時期に必要だったデフレ克服の
チャンスを失ったし、政治的にも、その後の参議院選挙の敗北でね
じれの発端をつくり、その後の衆議院選挙の大敗北で政権交代とい
う犠牲を生んだのでした。TPP交渉参加の表明でかつての混乱をま
た生じさせてはならないのです。


【日本国の将来を誤ることになる】

 TPP交渉参加の表明は、当面は、オバマ大統領勝利へのお祝いの
つもりかもしれないのですが、わが国の将来に、混乱と大きな誤り
をもたらすことは確実です。鳩山元総理が、普天間移設問題につい
て、「国外、最低でも県外」と言って混乱させたことの何倍もの罪
です。この日本という大事な国の将来を誤らせるからです。

 こうなったらどう対処するか。

 一つは、TPP交渉参加を表明させないことです。そのためには、
民主党がきちんと政党としての機能を果たすことです。TPP交渉参
加表明を総選挙の目玉にして生き残ろうと考えているのは、野田さ
んの周辺のごく少数の前原氏、岡田氏、枝野氏の各閣僚です。多く
の議員は、TPPについて、国の将来を誤りかねないし、論議の詰め
も、情報開示も出来ていないし、将来の目指す方向についても論議
されていないのだから反対だし、疑問を持っています。野田さんに
TPP交渉参加を言わせないためには、これら多くの議員により、ま
ず党内の動きをつくって党の代表から降りてもらう、野党の不信任
決議に賛成する、それが無理なら離党する。このまま民主党にいて
も選挙で勝てないのであれば、新しい展開を考えてもらうというこ
とです。TPP交渉参加表明の前の不信任決議は自民党も主導し賛同
します。また、総理が参加表明をし、その後、解散するというので
あれば、郡司農水大臣らが先頭に立って閣議で署名しないという行
動も当然ありうることです。

 二つは、自民党は、断固として、「形と内容が悪い」TPPには、
絶対に反対であることを重ねて明言し、選挙戦で野田グループに立
ち直れないほどの敗北を与えることです。

 三つは、そのうえで、自民党は政府与党になって、前政権の総理
は国民的な論議も行わず参加表明をしたが、それは受け入れられな
いと表明する。とりわけ聖域なき関税撤廃等は、米国自身だって砂
糖や乳製品や皮革等、相当数の品目については受け入れられないと
いう実態があるのであって、「聖域なき関税撤廃」というスローガ
ンを言っている状況にないことをきちんとオバマ大統領に言って、
米国の交渉の前提を改めさせることです。

 四つは、今は、「同時並行的」にと、美しいスローガンを掲げて
当面を糊塗しようとしていますが、これでは全く実現性がないし、
矛盾だらけで、アジアの国々から反発を買うだけです。自民党が与
党になり、米国の姿勢を改めさせられれば、アジアの国々やEU等の
国々とも、真にWin-Win-Winの経済連携を実現して行くことが出来
るのです。

 五つは、心配は、みんなの党や日本維新の会みたいに何の詰めも
なく、将来の展望もなく、TPPに賛成するとしているグループがい
ることです。自民党内にも、それほど単純ではありませんが、対中
国の問題もあって、米国に安全保障を依存している関係から、経済
的にも米国との関係を重視する議員がいることです。まさか、「困
難なことは野田さんで処理しておいて下さいよ」と塩を送る人はい
ないと思うが心配です。


【改めて、しっかりとした働きかけが必要】

 これらの議員や考えの人には、改めてしっかりと働きかけて、TP
Pの問題点を明らかにさせた上で、野田総理にTPP参加表明をさせな
いよう与野党一致した体制をつくりあげる必要があります。

 このことは、自民党が与党になって、前政権が約束したことであ
っても、それは受け入れられない「見直し交渉をする」ときちんと
言える内閣をつくるためにも必要なことなのです。

 「かけがえのない日本国の将来を誤らせてはならない」のです。
頑張りましょう。


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