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山田としお メールマガジン315号
豪雨被害、お見舞い申し上げます

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      ***山田としお メールマガジン No.315***


                   2013年8月26日発行

              山田としお公式ホームページ
           (http://www.yamada-toshio.jp/)

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               豪雨被害、お見舞い申し上げます

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 選挙から1ヵ月が過ぎ、ようやく通常の体と心に戻ってきた感じ
がします。この間、全国の会長会議や専務常務会議等で御礼の挨拶
をさせていただき、いくつかの県にお伺いし御礼を申し上げたもの
の、十分なものになっていません。ともかく、全国、ありとあらゆ
る多くの関係の皆さんにお世話になったわけで、その皆さんにきち
んと挨拶をしなければと焦るだけで、日がすぎてしまいます。本当
に申し訳ありません。これが精神的に大変です。そして、TPPの
問題があり、来年度の予算対策や、法案の検討や、在庫が積み上が
って今年の価格が心配されるコメ対策があるし、全国各地の局地的
なゲリラ豪雨と被害があります。

 ともかく日にちをかけて挨拶します。そして当然、仕事は頑張り
ます。


【駆け足で中国を訪問】

 そんな中にもかかわらず、お盆には、駆け足で中国を訪ねました。
通常お盆には、地元富山県小矢部市出身の関係国会議員4人でシン
ポジウムを開催してきたのですが、リーダーの馳先生に海外出張の
予定が入り開催できなくなってしまったので、それでは、この間を
利用しようということになったのです。

 中国行きの目的は、2つありました。

 1つは、20数年来の友人で、今や中国政府の農業農村政策立案の
中心人物である陳さんと旧交を温めておくこと、2つは、香港で、
日本からは農林水産省も関わり、ジェトロや全農、農林中金、各地
のJA等も参画したフード・エキスポ2013が開催され、前日に、林
農水大臣も出席し、日本の食材を使った日本と中国の料理人が腕を
競った和食を香港政府関係者や経済人や商社や料理店関係者等に味
わってもらう催しに出席することでした。もっとも香港は大型台風
が襲来し、交通機関も役所も会社も店舗も全て閉鎖になり、大臣も
飛行機が飛ばず、結局、台風が過ぎた夜の食事会は、北京から前日
に来ていた私がホストみたいなような「おいしい」役割をいただく
ことになってしまいました。しかし、中国の招待者との名刺の交換
で、料理を味わっている余裕はありませんでした。


【日中の緊張関係がもろに反映】

 全国人民代表大会(全人代)と並ぶ中国人民政治協商会議の常務
委員でもある陳氏との懇談は、これまでの私と陳氏との間で交わさ
れてきた日中間の農業農村政策の話から一転して、極めて政治的な
ものになりました。私も日本の与党の政治家であることを陳氏が意
識したのかもしれませんし、尖閣諸島問題から端を発した日中の緊
張関係が原因かもしれません。これまでの農業農村改革から市場改
革、経済改革、そしてこれからの党改革、経済発展、中米関係、そ
して安倍政権との関係等々、話題は尽きず、時間が過ぎました。

 日中関係については、「お互いの国が、それぞれの認識の違いを
認めあうこと」「両国の長い歴史と2国間の大切さを、認めようと
しないのはお互いに反省すべきだ」というものであり、農業農村問
題については、「日本が、時間をかけて農業の諸制度をつくったこ
と、農民組織を育成してきたことが素晴らしいこと」「アジアの
国々は、新大陸の国に比べて競争力が劣る、だから各国の農業の発
展と文化を守ることが必要だ」「長い歴史の中で、アジアの農業地
帯には集落があるが、新大陸にはない、同じ文化の日中はお互いに
協力してゆける」というものでした。そして、私との関係について
は、「長年の友人として、農業と経済の発展のために、努力しよう、
一衣帯水の国じゃないか」ということでした。この部分は全く同感
です。

 翌日、8年前のジュネーブでのWTO交渉でご一緒した木寺中国
大使と懇談の機会をいただきましたが、未だ首脳会談も開催されな
いという緊張関係の中で苦労がある様子でした。頑張っていただき
たい。


【農産物の輸出は課題が一杯】

 フード・エキスポは、日本側は、ジェトロと農林中金が大きく関
わり、全農、全国農業法人協会、各県の協議会やJA、全漁連等が
参加し、世界各国からも出店がありました。世界最大の商業都市香
港に農産物や加工品を輸出し、ひいては中国本土にも拡大しようと
いう狙いです。日本からは牛肉、野菜の加工品、乳製品、果実のジ
ュースや加工品、調味料等多彩でした。

 帰国は上海からでしたので、わずかの時間に、中国の超高級食品
スーパー「久光」に寄りました。「越光」「越前米」「日本品種」
のブランド名で、2kg123元(1600円程度)で売られていましたが、
中国浙江省産でした。3年前には、棚には、全農が輸出していた日
本のコシヒカリがありましたが、今はありませんでした(当時、全
農の輸出米は2kg198元で売られていた)。中国の一般的な消費者が
購入するコメの値段は2kg10元程度だと言いますから相当高い価格
と言っていいようです。日本のコメは、中国本土には原発事故の汚
染問題で未だ輸入は規制されたままです。また、日本のコメと見間
違うような「越光」や「秋田小町」の名を冠したコメは3年前にも
ありましたが、これほど日本名があふれるあからさまな商標登録は
なかったと思います。また、「但馬屋」(上海の牛肉販売店の名
前)が、澳州産として、「和牛」と銘打ち、100g398元(5000円程
度)で売られていました。偽装ではありませんが、紛らわしいこと
はなはだしい。

 輸出拡大に向け課題は一杯です。農業農村所得倍増10カ年戦略を
単なるスローガンにしないために、頑張ります。


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